自己紹介

研究員

内藤 彩 (NAITO, Aya)

学部のころから環境政策を学び、特に1990年代の米国における大気汚染物質を対象とした排出量取引制度について研究しておりました。排出量取引制度は、今や対象を炭素に変えて「カーボンプライシング」という制度に位置付けられ、同じくカーボンプライシングとして位置付けられる炭素税とともに、世界中で実施されています。CO2を排出する行為に対し社会的コストの支払いを求めるカーボンプライシングは、脱炭素社会を目指すうえで根底となる制度です。海外のカーボンプライシング施策の詳細や関連技術を正確に把握する生き字引的存在になることで、これからの日本での制度設計の議論に貢献できればと思っております。

専門分野
SPECIALIZED FIELD
  • 脱炭素化に向けたシナリオ作成、進捗評価、調査研究を行います。

  • SDGsの地域での実践を、皆さんと共に取り組みます。

経歴
CAREER
1988年生まれ、山梨県出身。
筑波大学社会・国際学群国際総合学類卒業後、英国East Anglia大学においてMSc Climate Change and International Developmentの修士課程を修了。2013年に民間シンクタンクに入社しカーボンプライシング施策の海外事例の調査を担当。2020年7月より現職。引き続きカーボンプライシング施策の政策支援に取り組む。
ワークス一覧    
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